へとへとに疲れた時のセルフケア方法 その1
毎日生きているだけで、小さな疲れはたまっていきます。でもただ「疲れた!」といって駆け込んで、診断・処方してくれる医者はいませんよね。世の中、こんなにみんな疲れているのに、明らかな症状が出ない限り、西洋医学の医師はほとんど取り合ってくれません。いわゆる”未病”への対応は東洋医学や代替療法が得意とする領域です。
そんな小さな不調、小さな疲れを、私がどんなふうに解決しているのかを、ご紹介します〜。
長くなっちゃったので、いくつかに分けて書きます。
予防のセルフケアと未病解決のセルフケア
私のセルフケア法をご紹介しようーと思って考えたところ、体がおかしくなる前に、なんとなく気分をあげるとか、調子を整えるためにやっていることと、明らかにここが不調な箇所が出てきておこなうことと2種類あることに気づきました。まずは予防のセルフケアから。
心にしみ込むお茶
古今東西、リラックスのために、また嗜好品として楽しまれてきたのが、お茶です。思い返すと、私の母親は食事の後には必ず暖かいお茶を淹れてくれたし、土日の朝には小さい頃からコーヒーのいい匂いがしていました。
シンガポールに住んでいたときには、蒸し暑い熱帯の国で必ず暑い烏龍茶がポットにいっぱい配られることを不思議に思ったものですが、大人になって東洋医学を学んだときに、理にかなったものなのだと知りました。(体を冷やさないために)
トルコにいったときには、ミントの葉をぎっしり詰め込んだ紅茶が小さいカップに出てきてとっても美味しかった。
イギリスの片田舎を歩き回った後に小さいバックパッカーズホステルで飲んだ、紅茶が死ぬほど美味しくてびっくりしました。ここはティーの国なんだと思いました。
台湾で味わった、緑の葉っぱ丸ままの凍頂烏龍茶が、ものすごいいい香りをするのも驚きでした。
スイッチを入れてくれるコーヒー
で、様々あるお茶の中、ここ数年、私の生活に染みついているのが、お気に入りの豆を挽いて淹れる朝のコーヒー。コーヒーの豆にこだわったきっかけは書籍『シリコンバレー式最強の食事』でしたが、
自分が本当に好きなコーヒー豆はどれだろう??と、都内いろいろ探し回った結果、最終的にたどり着いたのは武蔵小山のコーヒー屋さん、アマメリア・エスプレッソのブレンド”マロン”(200g1080円、500g1860円 ※通販もあります)でした。色々探したのに、武蔵小山に住んでた妹の一押し店でした。
お気に入りを見つけるまでの紆余曲折は、また次回以降に譲るとして、セルフケアの観点では、コーヒーは私にとって自分にスイッチを入れるもの。
できれば毎朝、豆を挽いて、コーヒーを淹れて、余裕があればさらにそれをポットに淹れて持参しています。
美味しいコーヒーは、脳に効く気がします。今日も働くぞ!って笑
実際『シリコンバレー式~』にも、どのような成分が、なぜ、脳に効くのかということが書かれています。まあ、気の持ちようですが、自分にスイッチを入れるものを1つ持っているとよい気がします。
脳にダイレクトに届く、香り
さて、コーヒーの次に私に身近なのが、アロマグッズです。コーヒーに続き、“香り”というのは、光や音と違って、原始の脳(大脳辺縁系)に直接信号が送られるので、情動や本能にアプローチしやすいといわれています。疲れに対して、何かを判断したりせずに、ダイレクトに癒してくれるのだろうなと。
アロマを勉強し始めて1年半、飽きっぽい私が続けているのも、この香りの効果を何となく実感し続けているからではないかと思います。
簡単でおすすめの使い方は、まずはディフューザー。部屋に香らせる方法です。ズボラな私は水を替えるのが面倒なのとしょっちゅう倒してしまってそこら中水浸しにしてしまうので(水を入れて、精油を浮かべるタイプが多いです。)、原液を直接入れて香らせるものばかり使っています。
↓コレ
それと、先日無印に行ったら、水のいらないディフューザーが無印でも売っていました!しかもポータブル。旅先にも持っていける!
肝心の香りの方ですが、どの香りを買ったらいいかわからない!という方で、「クサイのは苦手!」と香りに抵抗が強い人はまずは柑橘系を買えば間違いなし。
オレンジスイート、ユズ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットあたりは、日本人には最も使いやすいものです。ベルガモット以外は食べたことありますよね。
中でも甘さがある香りが苦手な人は、レモン、ベルガモットがおすすめ。あと冬場のユズは万能です。懐かしい。
個人的に、私がよく使う上位は、フランキンセンス、ゼラニウム、ベルガモット、ユズ、ティートリー。ティートリー以外はストレスの強い方向けのリラックス系アロマです。花粉症などアレルギー気味の方、また風邪が流行りやすい季節は、予防にティートリー、ユーカリがおすすめです。
PC疲れ&肩こりにおすすめハンドマッサージ
ディフューザーに加え、私の場合は、自作のリップクリームとマッサージオイルを何となくいつも鞄に入れて持ち歩いています。
肩こりってPC疲れやストレスで無意識に腕に力が入っている場合も多いので、肘から先をオイルを使ってハンドマッサージをするのはおすすめです。手からいい香りがして鼻に届くというのもありますし、手先の血行がよくなると、血がちゃんと肩から頭に流れていって、緊張をほぐしてくれます。
あと、単純に肌に触れる・触れられるのを感じるというのも、リラックスに繋がります。力を入れて腕をもみほぐす必要はないので、オイルの上を手を滑らせる感じ。5分でいいのでやってみてください。目の疲れ、肩こりなんかが少し和らいだりします。
私とばったり会った人でお疲れの方には、ハンドマッサージしますよ!笑
続きます。